五色文庫

歌手三：日月宗近 (CV.鳥海浩輔)、山姥切国広 (CV. 前野智昭)

【三日月】不意に振り返る　我が名を呼ぶ声　朧夜の記憶
　　　　　頬を白く染める月は　誰がため満ち欠ける？
　　　　　引力　導かれるままに重なる縁

【山姥切】幾重にも鍵をかけた　感情をいま解き放て
　　　　　錆びた心に眩し光　差し込む時動き出す

【三日月】夢幻を裂く現　【二人】「さあ、いざ参らん」

【三日月】其れでも　【山姥切】其れでも　【三日月】戦う　【山姥切】戦う
【二人】ことは生きることと知って
【三日月】己の　【山姥切】己の　【三日月】虚実を　【山姥切】虚実を
【二人】咽び泣く誰かの哀しみを知って
【山姥切】背負う境涯違えど　心を共に固い契り
【三日月】護るべき行く末　【二人】我が全てを賭けて

【三日月】息を潜め待つ夜明けは　終焉の始まり
　　　　　静寂引き裂かれる時を誘うしらべ
【山姥切】壊れそうな胸抑えて　忠誠をいま呼び覚ませ
　　　　　凍てついた心が求めるのは　ただありし日の平穏

【三日月】然れども進むのみ　【二人】花と散れども

【三日月】吹き荒れる風　応えはなくて　指標無くした我が旅路
【山姥切】孤独と孤独を重ね　それぞれの所望のため　
【二人】斯くて時は来た　「さあ、いざ参らん」

【三日月】この瞳が捉えた全て愛せる日を願って、
【山姥切】幾度も流れた涙が乾く日を願って、
【二人】いつか…

【三日月】其れでも　【山姥切】其れでも　【三日月】戦う　【山姥切】戦う
【二人】ことは生きることと知って
【三日月】己の　【山姥切】己の　【三日月】真実を　【山姥切】真実を
【二人】かけがえのない日々の歓びを知って
【山姥切】例え袂を分かつとも　心を深き処傍に
【三日月】まためぐり逢うだろう　【二人】この世界の果てで
【三日月】護るべき行く末　【二人】我が全てを賭けて